『ave desperatio』
～片羽根の天使ネックレス～

ave desperatio

(アヴェ・ディスペラーティオ)

material: Silver925
chain size: S・M・L(40～55cm)
size(Top): H3.1cm×W1.8cm
weight(Top): 約10g
price: 販売終了

-奇形の天使 / 第14作 ave desperatio (2012年8月18日発表)-

"絶望"という意識をテーマに、片羽根と片腕の無い天使をモチーフに製作されたシルバーのネックレス。

髑髏(ドクロ)の上に座り込む独りの天使…左羽根が無く、右腕をもぎ取られて肋骨が露出した姿をデザインしたネックレスです。
神秘的なイメージの天使と、欠損による退廃的な世界観を織り交ぜた姿が印象的な作品となっております。

※本製品には白仕上げ(希硫酸による表面処理)が施されております。そして、シルバーの表情が経年経過によって少しずつ変化していく様子をお楽しみ頂けます。
表面の白色を出来るだけ維持したい場合は、ジュエリークロスなどでメンテナンスする際に、あまり力を入れずに軽く汚れを落とす程度にして下さい。

-表裏一体で実体の無い意識-

"ave desperatio=アヴェ・ディスペラーティオ"…
"ave maria=アヴェ・マリア(和訳すると、"ようこそ、マリア" "おお、マリア" "こんにちは、マリア" 等を意味する)"というラテン語のフレーズを捩って題した本作のタイトル。
"desperatio=ディスペラーティオ"はラテン語で"絶望"を意味します。

片方だけで使い物にならない羽根、そして奪われた右腕…。
失望的な状況の形成は、強烈なアイデンティティの構築を意味する。
そして、ある種この絶望的な視点から想像できる希望的観測は、一般範囲の視点から見るよりも巨大なモノとなる。

自らが置かれた状況の中に常に共存する"絶望"の部分と"希望"の部分。自意識における人生の優劣は、そのどちらを意識するかで自己決定しているに過ぎないという事を表現した作品です。

『ave desperatio』～片羽根の天使ネックレス～

-奇形の天使 / 第14作 ave desperatio (2012年8月18日発表)-

-表裏一体で実体の無い意識-

『ave desperatio』
～片羽根の天使ネックレス～