『Blind Griever』
～鬼なる聖母～

-退廃芸術としての聖母マリア / 第17作 Blind Griever (2012年12月21日発表)-

聖母マリアと鬼の角をモチーフに、人間のネガティビズムの根源を表現したシルバーのリング。
鏡面仕上げと白仕上げの併用によって造形の美しさを引き立てたマリアリングです。

メインモチーフとなる盲目の聖母マリア。その顔はルネサンス美術を彷彿とさせる特に横顔の美しさが印象的な造形で、纏うヴェールのしわの流れ、サイドに施されたレリーフ装飾など芸術性の高いデザインのリングです。
マリアの額に生えた鬼の角は怒りの感情を表しており、今作は後記の通り"皮肉"をテーマに製作致しました。

※本製品のマリアの顔部分には白仕上げ(希硫酸による表面処理)が施されております。
表面の白色を出来るだけ維持したい場合は、ジュエリークロスなどでメンテナンスする際に、あまり力を入れずに軽く汚れを落とす程度にして下さい。